マルルゥ
- 1 名前: ○話 アティorレックス 投稿日: 2003/08/07(木) 00:03
- □マルルゥ夜会話
- 2 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/08/22(金) 16:30
- なんでこのスレ進まないんすか
マルルゥたーん(´・ω・`)
- 3 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/08/23(土) 07:56
- じゃあ書いてみる。主人公レックス 生徒アリーゼ 鬼・獣ルートで
- 4 名前: 9話 レックス 投稿日: 2003/08/23(土) 08:11
- レックス:でも、驚いたよ
まさか、マルルゥが
戦いに加わるなんてさ
マルルゥ:マルルゥだって
やる時はやるのです
ちっちゃくったって
怒ったら、こわいのですよ
レックス:うん、よくわかったよ
マルルゥ:これからは
マルルゥも、みんなと一緒に
戦うですよ
レックス:え、でも・・・
マルルゥ:シマシマさんは
「好きにしろ」って
言ったです
レックス:ヤッファが・・・
マルルゥ:はい
もう、この島に
絶対に安全な場所は
ないから・・・
どこにいても同じ
だって、言ってました
レックス:そっか・・・
なら、自分の側が
一番安全だってこと
なんだろうな、きっと・・・
マルルゥ:そういうわけですから
これから、よろしく
お願いするですよ
レックス:うん
だけど、くれぐれも
無茶はダメだよ
マルルゥ:はいです
約束しますですよ♪
もう安全な場所は
ない、か・・・
それって、けっこう
キツイよな・・・
- 5 名前: 10話 レックス 投稿日: 2003/08/23(土) 08:32
- マルルゥ:帝国の人たちも攻めてきません
でしたし、今日は、平和な一日
でしたねえ
レックス:うん・・・
そうだね・・・
遺跡で起きたことは
言えないよな
さすがに・・・
マルルゥ:マルルゥも
先生さんたちと一緒に戦うと
決めたですけど
できれば、やっぱり
ケンカはしたくないですよ
レックス:なら、どうしてマルルゥは
戦いに参加することにしたんだ?
マルルゥ:うーん・・・
それはですね、きっと
先生さんと同じですよ
レックス:俺と?
マルルゥ:はい
先生さん、いつも
言ってますよね?
戦って、誰かを
傷つけてしまうのはイヤだって
レックス:・・・
マルルゥ:でも、放っておいたら
他の誰かと誰かが、もっとひどく
傷つけあってしまうから
それはもっとイヤだから
自分が前に出て、戦ってるん
ですよね?
レックス:うん・・・
そうすれば、絶対に最悪の結果
だけは見なくてすむからね
マルルゥ:マルルゥも
おんなじです
みんながケンカするの
もう、見たくないから
だから、止めるのです
レックス:マルルゥ・・・
マルルゥ:一緒にがんばるですよ
みんなが、もうケンカしなくて
すむようにするために!
レックス:うん、そうだな
早く、そうなるように
がんばらないとな
マルルゥ:はいですよ♪
たとえ遠い道のりでも
歩き出さなくちゃ
たどり着けない
もんな・・・
- 6 名前: 11話 レックス 投稿日: 2003/08/23(土) 08:49
- マルルゥ:帝国の人たちは
どうして、ガマンして
くれないのですかねえ
レックス:え?
マルルゥ:欲しいものがあっても
それがどうしても
ダメだったら
マルルゥなら
ちゃんとガマンできるですよ
なのに、ダダをこねて
欲しがって、暴れて
まるで、赤ちゃんです
レックス:ははは・・・
マルルゥ:どうして、そんなにも
強い力が欲しいって
思うですか?
レックス:強い力があれば、自分の望む
ことを他人に認めさせることが
できるからね
マルルゥ:そんなの変です
おかしいですよ
そんなことしなくても
きちんとお願いすれば
いいじゃないですか?
無理なことを力ずくでとおそうと
するなんて、すごくワガママです
やっぱり、赤ちゃんと
同じですよ
レックス:そうだね・・・
うん、そうなのかも
しれない・・・
マルルゥ:みんながきちんと話を聞いて
どうぞって、譲りあうことを
忘れなかったら・・・
強い力なんて
必要ないと思うです
どうして、ガマンする
ことができないかな
マルルゥには、すごく
不思議ですよ・・・
みんながマルルゥの
ように考えられたら
本当は、いいんだろう
けどね・・・
- 7 名前: 12話 レックス 投稿日: 2003/08/23(土) 09:04
- マルルゥ:先生さん、もう寝て
なくて平気ですか?
レックス:だいじょうぶさ
前と同じで、ちょっと
疲れただけだよ
それより、マルルゥ
君こそ、なんだか
つらそうじゃないか?
マルルゥ:あやや、そうですか?
別に、平気・・・
レックス:マルルゥ!?
マルルゥ:じゃ、なかったですね
落っこっちゃいました
あはは・・・
レックス:クノンに診てもらおう
ほら、マルルゥ!
マルルゥ:心配しないでください
ちょっと休めば
すぐによくなるですよ
レックス:でも!?
マルルゥ:妖精は・・・
生き物のうれしい気持ちで
元気になるですよ
逆に
悲しい気持ちに包まれると
元気がなくなっちゃうんです
レックス:そうか・・・
さっきの戦いのせいで
マルルゥは・・・
マルルゥ:そんな顔してたらダメですよ
先生さん
マルルゥなら平気です
だから、ね?
レックス:うん・・・
マルルゥ:そうそう、そうです
先生さんは、やっぱり笑顔が
一番ですよ♪
笑わなくちゃ・・・
マルルゥに、元気を
出してもらうためにも
笑わなくちゃ・・・
- 8 名前: 13話 レックス 投稿日: 2003/08/23(土) 09:25
- マルルゥ:悪いことをしてると
こわいオジサンがきて
連れていかれちゃうぞ?
先生さんが、前に言っていた
お話は、ホントのことだった
のですねえ・・・
レックス:連れていかれるようなおぼえ
マルルゥにはあるのかい?
マルルゥ:なななっ!?
ないですよう!?!?
それは、たまには
ヒゲヒゲさんのとっといた
ハチミツなめちゃったりぃ
わからない宿題
シマシマさんに手伝って
もらったりしたですけどぉ
マルルゥ、そんなに悪い子じゃ
ないです 連れていかれるのは
イヤですよぉ!?
レックス:ああ、わかったから
落ちついて?
マルルゥ:うぅ〜っ
レックス:マルルゥはどこにも
連れて行かせたり
なんかしないよ
マルルゥだけじゃない
みんな、誰一人だって
連れて行かせないさ
俺がいる限りはね
マルルゥ:先生さぁん・・・
レックス:その代わり、もうこれからは
そういうことしちゃダメだぞ?
マルルゥ:はいです、マルルゥ
約束するですよ!
レックス:うん、約束だ
必ず、君たちが
安心して暮らせる
ようにしてみせるよ
- 9 名前: 15話 レックス 投稿日: 2003/08/23(土) 10:10
- マルルゥ:ばんざーい♪
ばんざいですよーっ♪
先生さんのおかげで
無色の人たち、どっかに
逃げちゃったですよー♪
レックス:俺だけの力じゃないよ
マルルゥや、みんなが
力を貸してくれたから
勝つことができたんだし
マルルゥ:それでも、ばんざいなのは
変わらないのです♪
それに、マルルゥたちが
がんばれたのは、先生さんの
おかげなんですから
やっぱり、先生さんが
ばんざいですよーっ♪
レックス:あははは・・・
まいったなあ・・・
マルルゥ:これで、あとはもう
ニコニコさんをこらしめる
だけですね?
レックス:そうだね・・・
マルルゥ:今の先生なら、絶対
負けっこないですよ
マルルゥ、保証するです
レックス:どうかな・・・
正直なところ、俺には
よくわからないよ
一度は、負けちゃった
相手だしね・・・
マルルゥ:・・・
ねえ、先生さん・・・
マルルゥ、いい加減なこと
言ってるんじゃないですよ
レックス:え?
マルルゥ:先生さんの新しい剣
蒼くて、キレイな色です
よく晴れた日の海の色
みたいに、澄んでいて
キラキラしてて・・・
見てるだけで、なんだか
元気になっちゃうです
うれしくなっちゃうです
ずっと前に、マルルゥ
言ったですよね?
先生さんの笑顔は
おひさまみたいだって
レックス:!
マルルゥ:あの剣の光は、そんな
先生さんの、優しい気持ちで
いっぱいでした・・・
マルルゥにはわかるんです!
妖精だから、わかるのです!
レックス:マルルゥ・・・
マルルゥ:先生さんは負けませんよ
だって・・・
海とおひさまが、味方して
くれてるですから!
レックス:海と、おひさま、か・・・
そうだよな・・・
それなら、絶対に負けっこ
ないもんな?
マルルゥ:そうですよー♪
でも・・・
戦いが終わっても、もう
学校はおしまいですね
レックス:え?
マルルゥ:だって先生さんたちが
ここにいるのは、島から
出られなかったからで
戦いが終わったら、もう
ホントのお家に帰って
しまうんでしょう?
レックス:マルルゥ・・・
マルルゥ:わかってます・・・
それが、一番なんだって
シマシマさんも言いました
でも、マルルゥは・・・っ
マルルゥは・・・っ
レックス:泣かないで、笑顔で見送り
してくれるよね?
マルルゥ:は、はい・・・っ
レックス:しばらくしたら、また
戻ってくるんだしさ?
マルルゥ:はい・・・って・・・
戻ってくるですか〜っ!?
レックス:当然、そのつもりだよ
アリーゼを
進学させて、村のみんなに
事情を説明したらね
マルルゥ:せ、せんせいさぁん・・・
レックス:ごめんな、マルルゥ?
不安にさせちゃって
マルルゥ:いいんです! いいんです!
先生さんと、いっしょに
いられるのなら・・・
マルルゥ、しあわせですよ!
すっごく、すっごく
うれしいですよーっ!!
レックス:あははっ、そんなに
しがみつかなくても
ちゃんと、約束するってば
マルルゥ:はいですっ♪
マルルゥ、いい子にして
待ってるですよーっ♪
- 10 名前: 楽しき学舎〜My Dear Teacher〜 投稿日: 2003/08/23(土) 10:47
- レックス:だからね、スバル
割り算っていうものは
必ず、割り切れるもの
じゃなくてさ・・・
スバル :でも、きちんと
半分にしなかったら
ケンカになっちゃう
じゃないか?
マルルゥ:そうですよう!
5個のダリマの実を
3人で分けるのなら
中の実の数まで数える
べきなのです!
レックス:いや、そういう問題
じゃなくてさ・・・
うーん・・・
パナシェ:先生、ここの計算って
これで合ってますか?
レックス:ごめんよ、パナシェ
もうちょっとだけ
待って・・・
ヤード :パナシェくんのほうは
私が見ておきますよ
レックス:ありがとう、ヤード
助かるよ
ヤード :見せてくれるかな?
パナシェくん
パナシェ:うん、ヤード先生
よろしくお願いします
マルルゥ:先生さん、先生さん
お仕事、まだ終わらない
ですか?
レックス:ああ、マルルゥ
わざわざ、迎えに来て
くれたんだ?
マルルゥ:はいですよ♪
だって、今日の先生さんは
お客さまなのですから!
レックス:お客さまって・・・
家庭訪問なんだし、そんな
気を遣わなくても・・・
マルルゥ:ダメですよう!?
お客さまは、お客さま
先生さまなのです!
シマシマさんも
とっておきのお酒を用意
して、待ってるですよ
レックス:あ、あははは・・・
マルルゥ:さあ、行くですよ♪
そういえば、委員長さん
今度は、いつ、戻って
くるですか?
レックス:卒業は、まだ先だけど
長期休暇になったら、また
遊びにくると思うよ
マルルゥ:ゲンコツさんや
ブーブーさんも、みんな
一緒ですか?
レックス:うん、多分ね
マルルゥ:マルルゥ、今からとっても
楽しみですよ♪
本当は、ずっとずーっと
みんな一緒にいられたら
いいんですけど・・・
レックス:そうだね・・・
でも、どこにいたって
みんな、この島のことを
家みたいに思ってるはずさ
だから、こうやって
時間を見つけては、帰って
きてくれるんじゃないかな
マルルゥ:そうですよね・・・
この島は、大きなお家で
みんな、みんな・・・
おっきな家族ですよね!?
レックス:ああ、そうだとも
マルルゥ:えへへ・・・
(VOICE)離れてても 会えなくても
みんな みーんな
マルルゥ だーい好きですよぉ
End
- 11 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/08/23(土) 10:50
- 終わりです。誤字、脱字はない・・・はず。