???
1 名前: ○話 キャラ名 アティorレックス 投稿日: 2003/08/07(木) 16:41
■??? を選択した時の夜会話


2 名前: 2話 レックス ベルフラウ 投稿日: 2003/08/07(木) 21:21
レックス:ダメだ・・・
     なんか、眠れない
     いろんなことが
     あったから、気が
     高ぶってるんだな
     きっと・・・
     すこし、夜風にでも
     当たってこよう

     それにしても
     きれいな月だなあ
     見つめてると、なんか
     吸い込まれそうな気が
     するくらいに・・・
     ・・・・・!?
     気のせい、か?
     一瞬、誰かに見られて
     いたような気がしたん
     だけど・・・

オニビ:ビビ!

レックス:わ!?
     なんだ
     オニビか
     驚かせるなよ
     もしかして、
     今のはキミの仕業 
     なのかい?

オニビ:ビビ?

レックス:なーんて・・・
     そんなワケあるはず
     ないよな?

オニビ:ビビビ〜♪


3 名前: 5話 アティ ウィル 投稿日: 2003/08/08(金) 09:15
アティ:・・・そんなわけで
    一応、あの子とは
    ちゃんと話が
    できました

ゲンジ:ま、若造にしては
    ようやったわい

    しかし、そこの世の中
    でも、子供ってもんは
    同じじゃな・・・

アティ:ゲンジさんの
    世界でもそんなことが
    あるんですか?

ゲンジ:まあな・・・

    お前さんの生徒と
    同じようにな子供がな
    ワシの国にはたくさん
    おるわい

    周囲と折り合いを
    つけるために、自分を
    殺して生きていく

    そんな大人の生き方を
    年端もいかぬ子供が
    強いられておる

    子供を、子供のままに
    認められぬ社会
    仕方のないことだとも
    わかっておっても

    正直、やりきれんわい
    そんな子供らが、次の
    世代の子を、育まねば
    ならぬのがな・・・

アティ:・・・・・・

ゲンジ:せめて、あの子には
    子供の気持ちがわかる
    大人に、なってほしい
    もんじゃろう?

 たしかに、そうかも
 しれませんね・・・


4 名前: 6話アティ、生徒は男の戦士 投稿日: 2003/08/08(金) 13:03
アティ:あれ・・・
    あそこにいるのはイスラさん?
    お散歩ですか?
イスラ:ええ、そうです
    貴方がこの島を
    案内してくれた
    おかげで
    こうして一人で
    出歩くこともできる
    ようになりました
アティ:でも、さすがに夜は
    危ないですよ?
    はぐれ召喚獣の中には
    凶暴なものもいますし
    それに・・・ 
イスラ:帝国軍、ですね?
アティ:知ってたんですか?
イスラ:クノンさんから
    聞きました
    この島で何が起きて
    いるのかも
    貴方たちが何者である
    のかも、全部・・・
アティ:そうですか・・・
    本当なら、貴方は
    帝国軍に保護して
    もらうべきだと思って
    るんですけど・・・
イスラ:気にしないでください
    事情はわかっています
    それに・・・
    もうすこし、僕は
    ここにいたいんです 
    理由は、わからないん
    ですけど・・・
    そんな気がするんです  
    ここにいれば、きっと
    安心できるって
アティ:イスラさん・・・
イスラ:勝手なお願いですけど
    これからも、どうか
    よろしくお願いします
アティ:いえ、こちらこそ!


5 名前: 11話 レックス 2週目 @ 投稿日: 2003/08/12(火) 10:41
レックス:・・・・・・
・・・!?
剣が、また・・・ 
勝手に・・・

ハイネル:驚かせてしまって 
すまない・・・
遺跡の意思が沈黙した
 今なら、なんとか
 君に姿を見せることが
 できたから・・・
剣の力を借りて・・・
 会いに来たんだ・・・

レックス:貴方は・・・


あきらめたら・・・
  いけない・・・

ずっと、僕は待ってたんだ
 君のような人が、いつか
 来てくれることを


レックス:あの時、俺を助けて 
くれた声の・・・

ハイネル:ああ、そうだよ
僕の名前はハイネル
 ハイネル・コープスだ

レックス:貴方が・・・

ハイネル:アルディラや
 ファリエルたちから
 僕のことは、色々
 聞いたと思うけれど
過去の戦いで、僕は
 核識となり、この島を
 守るため、無色の派閥
 と戦っていたんだ
そして、ふたつの魔剣
 碧の賢帝と紅の暴君に
 封印されてしまった
精神を、ばらばらに
     分断されてね・・・

レックス:!?

ハイネル:でも、そのおかげで
 剣を通じて、こうやって、君と話が
 できるんだよ

レックス:あ・・・

ハイネル:核識となった時点で
 僕の精神は、いずれは
 崩壊する運命だった
だから、こうして
 剣に閉じこめられて
 しまったことを、僕は
 悔いてはいない
大切な人たちの笑顔を
 なんとか、守ることも
 できたしね

レックス:ハイネルさん・・・

ハイネル:ただ・・・
 つらいのは・・・
僕の手の届かない所で
 分かたれた意識が
 それを、壊そうとして
 いることだ・・・


6 名前: 11話 レックス 2週目 A 投稿日: 2003/08/12(火) 10:43
レックス:どういうことですか?

ハイネル:二本の魔剣と、遺跡
 僕の意識は、3つに
 分かれて存在している
そのどれもが僕であり
     本当の僕じゃない 
     いびつに歪んだ存在だ

レックス:歪み、って・・・

ハイネル:誰の心にも、他人には
     見せられない闇がある 
     生きてる以上、それは 
     仕方がない・・・
     人は、理性でそれを
     押しとどめ、なんとか
     やっていこうとする

レックス:・・・・・・

ハイネル:分かたれたことで 
     僕の中の闇は、暴走を
     始めてしまったんだ
     怒りや悲しみ・・・ 
     ねたみ、憎しみ・・・
     そうした衝動が
     遺跡と結びつくことで 
     生まれた存在が、あの 
     化け物なんだ・・・

レックス:遺跡の意志・・・ 
     俺をとりこもうとした
     あの声の主・・・

ハイネル:同じ源をもつからこそ
     僕には、わかるんだ
     本当の僕が、誰にも
     見せてこなかった感情
     あらゆる全てに対する
     不信や、憤り・・・
     あの化け物は、僕の
     心の闇そのものなんだ

レックス:・・・っ

ハイネル:なんとしてでも・・・
     止めたかった・・・
     だけど、今の僕には
     それをかなえるだけの
     力がなくて・・・
     だから・・・っ

レックス:俺を・・・ 
     喚んだんですね?
 
ハイネル:それしか、方法が
     なかったんだ
     同じ輝きの魂
     すなわち、核識に
     なり得る可能性を
     もった存在ならば
     封印を解くことも
     再び、封じ直すことも
     できるはずだから
     君たちに、僕は
     望みをかけたんだ
     そして、君はそれに
     応えてくれた 
     だけど・・・
     もう、充分だ・・・

レックス:え?

ハイネル:あれが、最後なんだ
     僕にはもう、君の心を
     守るだけの力が 
     残ってない・・・
     今度、同じことが
     繰り返されたら、君と 
     いう存在は、本当に 
     消えてしまうだろう
     だから、これ以上は
     剣を喚んじゃいけない 
     絶対に・・・

レックス:ハイネルさんっ!?

ハイネル:おねがい・・・っ だ・・・っ

レックス:あ・・・


7 名前: 9話 アティ 1週目 ベルフラウ 投稿日: 2003/08/16(土) 15:42
アティ:あの時・・・
    遺跡の力で、私が
    消されそうになった時

アティ:剣の意思とは違う声が
    聞こえてきた・・・

アティ:あれは、一体
    誰の声だったんだろう

アティ:どうして、私のことを
    助けたんだろう?


8 名前: 7 投稿日: 2003/08/18(月) 00:24
9話ではなく、10話の会話でした。
すみません。


9 名前: 13話 レックス ベルフラウ 投稿日: 2003/08/18(月) 01:29
レックス:はっ! せいっ!!
     はぁぁぁ・・・っ

レックス:りゃあぁぁぁっ!

レックス:!?

ベルフラウ:決まり! って
      ところかしら?

レックス:ベルフラウ・・・

ベルフラウ:こんな夜中に部屋を
      抜け出して、なにか
      と思ったら・・・

ベルフラウ:秘密特訓だなんて
      やるじゃないの?

レックス:眠れなくてね
     ちょっと、身体を
     動かそうと思ったんだ

ベルフラウ:それにしては
      随分、熱が入っていた
      気もするけど?

ベルフラウ:そもそも、貴方くらい強ければ
      今さら基本練習なんて
      必要ないんじゃない?

レックス:そうでもないさ

レックス:どんなことだって
     やればやっただけ、新しいものが
     見えてくるんだよ

レックス:同じことの繰り返しに
     見えることも、実際は
     そうじゃない

レックス:それを見つけ出して
     積み重ねていくその繰り返しが
     今の俺を作ったんだしね

ベルフラウ:なるほど・・・

ベルフラウ:・・・くしゅん!

レックス:ああ、ほらほら
     夜の浜辺は昼間より
     冷えるんだから

レックス:カゼを引く前に
     船に戻ろう?

ベルフラウ:悪いわね・・・
      なんか、お邪魔した
      みたいかも・・・

レックス:そんなことないさ

レックス:こうやって、君と
     話せたことのほうが、むしろ
     良かったのかもしれないしね

ベルフラウ:え?

一人で迷ってるより
ずっと、ね・・・


10 名前: 2話 アティ@2周目 投稿日: 2003/08/21(木) 14:03
アティ :困ったな・・・
      なんか、眠れないよ

アティ :(いろいろなことがありすぎて、気持ちが落ち着かないのかな?)

アティ :すこし、夜風にでも当たってこよう

      本当にきれいなお月さまですね

      見つめてると、なんか吸い込まれそうな気がします・・・

      ・・・・・・

アティ :!?

青い字で剣の声(ハイネル)?:よかった・・・

アティ:(これは・・・あの時に聞いた声!?)

声 :たったひとつだけど希望はつながっていた
   君なら、きっと

   彼を、止めてくれる
   絶望を、超えてくれる

   きっと・・・・

アティ :希望って・・・
     絶望って
     いったい!?

声 :ああ、ダメだ・・・
   これ以上は、もう・・・

   お願いだ・・・

   僕を・・・
   止めてくれ・・・っ!

アティ : ・・・っ!?

     なんだったんでしょうか?
     今のは・・・


11 名前: 4話 アティ@2週目 ウィル 投稿日: 2003/08/21(木) 23:59
アティ :(あれ、あそこに
      いるのは・・・)

      カイルさん?<選択肢1>
      ソノラ?<選択肢2>

ここから、カイルとソノラの選んだ方との夜会話になります。
それぞれのスレに書いてあるようなので省略します。


12 名前: 10 投稿日: 2003/08/22(金) 00:00
生徒はウィルです。すみません…。


13 名前: 6話アティ@2周目 ウィル 鬼・獣、イスラEDルート 投稿日: 2003/08/22(金) 14:14
アティ :あれ・・・
      あそこにいるのは
      イスラさん?

      !?

イスラさん、どこかに向かって話している

イスラ :はい・・・
      面目ありません
      ですが・・・

      対象の現在の所有者は
      確認して・・・

      !?

アティ :イスラさん・・・
      今、誰と話をして
      いたんですか?

イスラ :誰、って・・・

      もしかして、僕
      また独り言を言って
      いましたか?

アティ :・・・独り言?

イスラ :ああ、すみません

      僕はどうも、時々
      独り言を言うクセ
      があるよう
      なんですよ・・・

アティ :(そういえば、船の上で
       出会った時も、なにか
       ぶつぶつ言ってたっけ)

イスラ :よくないクセですよね
      治さないと・・・

アティ :まぁ、簡単に治らない
      ものだから、クセって
      言うんでしょうけどね

      それより、夜に出歩く
      のは、やめたほうが
      いいですよ

      はぐれ召喚獣の中には
      凶暴なものもいますし

      送っていきますから
      帰りましょう?

イスラ :はい
      すみません・・・


14 名前: 名無しさん 投稿日: 2003/08/22(金) 14:19
ああ(;´Д`)
メモった時のままコピペしたら変なものまで入ってしまった…
ハズカチィ…
5行目の−イスラさん、どこかに向かって話している。−
というのはなしです。すみません。
しかもさん付けって…、夜中にやってたらもうだめぽ。


15 名前: 7話アティ@2周目 ウィル 鬼・獣、イスラEDルート 投稿日: 2003/08/22(金) 14:21
アティ :あ、そういえば
      クノンに頼まれて
      いたんでしたっけ?

      イスラさんに
      夜の外出をひかえる
      ように、注意して
      ほしいって・・・

      ちょっと、様子を見に
      いってみましょうか?

イスラ :・・・同じことです

      いずれは、そうする
      ことになるのなら、
      最大限に利用すべきと
      考えただけのこと

      僕の覚悟が、本物だと
      証明して見せましょう

      全ては、新たなる
      世界のために・・・

      ふふ・・・っ

アティ :そのペンダントで
      誰と話をしていたんですか?

イスラ :!?

アティ :記憶がなくなったって
      言ってたのは、ウソ
      だったんですね・・・

イスラ :アティ・・・

アティ :なんとなくですけど
      わかってました・・・

      最初に船で会った時
      から、貴方はずっと
      張りつめた雰囲気を
      もってましたから

      演技をしていても
      そこまでは、隠せ
      なかったみたいですね

イスラ :それで・・・
      僕をどうするんだい?

アティ :どうもしませんよ

イスラ :!?

アティ :貴方がどうしてウソを
      ついたのか、なにを
      考えているのかは
      わからないですけど

      島の一員として
      みんなと仲良くやって
      いくなら、今のことは
      忘れてもいいんです

イスラ :もしも、僕が
      それを守らなかったと
      したら?

アティ :わざわざ言わせ
      ないで・・・
      わかっているで
      しょう?

イスラ :ふふ・・・っ

      じっくり考えてみるよ
      すぐには、出せない
      答えだからね・・・

アティ :わかりました・・・


16 名前: 8話アティ@2周目 ウィル 鬼・獣、イスラEDルート 投稿日: 2003/08/23(土) 12:39
アティ :ウィルくん?

ウィル :お休みのところ
      すみません

      じつは・・・

スバル :おい、大丈夫か!?

パナシェ:よかったぁ・・・
      ちゃんと目を覚まして
      くれてるよぉ・・・

アティ :みんな!?

ウィル :この子たちが
      貴方のお見舞いを
      するって、聞かなくて

      顔を見なくちゃ
      帰らないって言い張る
      からさ・・・

マルルゥ:先生さん、先生さん
       これ食べて、元気に
       なってくださいですよ

パナシェ:そしたら、また学校してね?

スバル :約束だからな!

アティ :ナウバの実だ・・・

      (この雨の中、わざわざ
      私のために・・・)

      ・・・手紙?


せんせぇ。(スバル)
はやく。げんきに。(パナシェ)
なってください。(マルルゥ)


アティ :・・・・・・
      (ありがとう・・・
       みんな・・・)

*「みんなの手紙」を入手。


17 名前: 10話アティ@2周目 ウィル 鬼・獣、イスラEDルート 投稿日: 2003/08/23(土) 12:42
アティ :(あの時・・・
       遺跡の力で、私が
       消されそうになった時

       剣の意志とは違う声が
       聞こえてきた・・・)

      あれは、一体
      誰の声だったんだろう

      どうして、私のことを
      助けたんだろう?

イスラ :ホント、迷惑なこと
      このうえないよね?

アティ :!?

イスラ :あのまま、君が消滅
      していれば、余計な
      手間が減ったのにさあ

アティ :イスラ・・・

イスラ :もっとも、それじゃあ
      魔剣が回収できなくて
      姉さんが、困ることに
      なっちゃうか?

      僕にとっても、都合が
      悪いしね・・・

アティ :一体、何の目的で
      来たんです!?

イスラ :ご挨拶だなあ?

      僕はただ、君たちが
      心配で、様子を見に
      きてあげたってのに

      で、どうなのさ?
      もめごとは、きっちり
      片づいたのかい?

アティ :・・・っ!

イスラ :その表情からすると
      全然、解決していない
      みたいだねえ

      ダメじゃないか?
      仲良しこよしが
      大好きな君らしくも
      ない・・・

      あっはははははは♪

アティ :イスラ・・・っ!!

イスラ :斬っちゃうのかい?
      僕を・・・

アティ :・・・っ!?

イスラ :・・・ほらね?
      やっぱり、できない

      向いてないんだよ
      その剣を振るう資格は
      君には、無いんだって

アティ :・・・・・・

イスラ :悪いことはいわないよ
      剣を、僕に渡すんだ

      優しすぎるんだよ
      君は・・・

      僕のようになんて
      なれっこないんだよ

アティ :え・・・

イスラ :・・・・・・

      さあ・・・

アティ :渡せません・・・
      絶対に・・・

      向いていなくても
      資格がなくても
      それでも、やらなきゃ
      いけないんです!

イスラ :ふーん・・・
      「いけない」んだね?

アティ :あ・・・

イスラ :なら、最後まで
      苦しんで、苦しんで
      もがきぬくといいさ

      あっははははは・・・

アティ :・・・・・・っ


18 名前: アティ@2周目 ウィル 鬼・獣るーと 投稿日: 2003/09/04(木) 01:51
>5のハイネルとの会話、
11話で「???」を選択しなかったら12話にフラグが立って、
「はじまりの浜辺」で同じ内容が見れますた。
ハイネルはビジュアル付き。


19 名前: 11話(1)アティ@2周目 ウィル 鬼・獣、イスラEDルート 投稿日: 2003/09/10(水) 01:36
アティ :・・・・・
      ・・・!?

      剣が、また・・・
      勝手に・・・

ハイネル:驚かせてしまって
       すまない・・・

       遺跡の意志が沈黙した
       今なら、なんとか
       君に姿を見せることが
       できたから・・・

       剣の力を借りて・・・
       会いに来たんだ・・・

アティ :貴方は・・・

(ハイネル)
あきらめたら・・・
いけない・・・

ずっと、僕は待っていたんだ
君のような人が、いつか
来てくれることを

アティ :あの時、私を助けて
      くれた声の・・・

ハイネル:ああ、そうだよ

       僕の名はハイネル
       ハイネル・コープスだ

アティ :貴方が・・・

ハイネル:ヤッファや
       キュウマたちから
       僕のことは、色々
       聞いたと思うけれど

       過去の戦いで、僕は
       核識となり、この島を
       守るため、無色の派閥
       と戦っていたんだ

       そして、ふたつの魔剣
       碧の賢帝と紅の暴君に
       封印されてしまった

       精神を、ばらばらに
       分断されてね・・・

アティ :!?

ハイネル:でも、そのおかげで
       剣を通じて、
       こうやって、君と話が
       できるんだよ

アティ :あ・・・

ハイネル:核識となった時点で
       僕の精神は、いずれは
       崩壊する運命だった

       だから、こうして
       剣に閉じ込められて
       しまったことを、僕は
       悔いてはいない

       大切な人たちの笑顔を
       なんとか、守ることも
       できたしね

アティ :ハイネルさん・・・

ハイネル:ただ・・・
       つらいのは・・・

       僕の手の届かない所で
       分かたれた意識が
       それを、壊そうとして
       いることだ・・・

アティ : どういうことですか?


20 名前: 11話(2)アティ@2周目 ウィル 鬼・獣、イスラEDルート 投稿日: 2003/09/10(水) 01:38
ハイネル:二本の魔剣と、遺跡
       僕の意識は、3つに
       分かれて存在している

       そのどれもが僕であり
       本当の僕じゃない
       いびつに歪んだ存在だ

アティ :歪み、って・・・

ハイネル:誰の心にも、他人には
       見せられない闇がある
       生きて以上、それは
       仕方がない・・・

       人は、理性でそれを
       押しとどめ、なんとか
       やっていこうとする

アティ :・・・・・・

ハイネル:分かたれたことで
       僕の中の闇は、暴走を
       始めてしまったんだ

       怒りや悲しみ・・・
       ねたみ、憎しみ・・・

       そうした衝動が
       遺跡と結びつくことで
       生まれた存在が、 あの
       化け物なんだ・・・

アティ :遺跡の意志・・・
      私をとりこもうとした
      あの声の主・・・

ハイネル:同じ源をもつからこそ
       僕には、わかるんだ

       本当の僕が、誰にも
       見せてこなかった感情
       あらゆる全てに対する
       不信や、憤り・・・

       あの化け物は、僕の
       心の闇そのものなんだ

アティ :・・・っ

ハイネル:なんとしてでも・・・
       止めたかった・・・

       だけど、今の僕には
       それをかなえるだけの
       力がなくて・・・

       だから・・・っ

アティ :私を・・・
      喚んだんですね?

ハイネル:それしか、方法が
       なかったんだ

       同じ輝きの魂
       すなわち、核識に
       なり得る可能性を
       もった存在ならば

       封印を解くことも
       再び、封じ直すことも
       できるはずだから

       君たちに、僕は
       望みをかけたんだ

       そして、君はそれに
       応えてくれた

       だけど・・・

       もう、充分だ・・・

アティ :え?

ハイネル:あれが、最後なんだ
       僕にはもう、君の心を
       守るだけの力が
       残ってない・・・

       今度、同じことが
       繰り返されたら、君と
       いう存在は、本当に
       消えてしまうだろう

       だから、これ以上は
       剣を喚んじゃいけない
       絶対に・・・

アティ :ハイネルさんっ!?

ハイネル:おねがい・・・っ
       だ・・・っ

アティ :あ・・・


21 名前: 19,21 投稿日: 2003/09/10(水) 01:40
ほぼ、>>5-6さんと一緒なのですが、
主人公が違うので一応書き込みさせていただきました。